将棋研究

筋違い角

 987654321  
 香車桂馬銀金玉金 桂馬香車先手
  飛車     銀 
 歩歩歩歩歩歩 歩歩 
       歩   
      角    
   歩       
角歩歩 歩歩歩歩歩歩 
後手       飛車  
香車桂馬銀金玉金銀桂馬香車 

筋違い角の例(5手目まで)

概要

筋違い角とは角を初期配置の筋と別の筋に打つ戦法。角交換後に筋違いの位置に角を打って活用する戦法のことも指す。

初期配置の角は8八であり、角は成らない限り「アラビア数字+漢数字=偶数」の位置を保ち続けながら移動する。

これに対し筋違い角は「アラビア数字+漢数字=奇数」の位置に角を打つ。この角は成らない限り初期配置の筋に移動することはない。

 987654321  
 香車桂馬 金玉  桂馬香車先手
  飛車 銀  金銀 
 歩歩歩歩歩歩 歩歩歩
       角   
           
   歩歩      
角歩歩  歩歩歩歩歩 
後手       飛車  
香車桂馬銀金玉金銀桂馬香車 

筋違い角の例(9手目まで)

戦法としての筋違い角の開局手順は定まっていて、▲7六歩△3四歩▲2二角成△同銀▲4五角と角を打ち、△6二銀▲3四角△3二金▲6六歩もしくは△5二金右▲3四角△5四歩▲6六歩もしくは△5二金右▲3四角△6五角打と3四歩を取るのが一連の手順。この後は棒銀にしたり、向かい飛車に振るなど様々な指し方がある。

奇襲戦法というイメージが強いがプロの対局でも散見され、昭和期にはタイトル戦でも登場しているが、近年は減少傾向にある。

メリット

デメリット