右玉
9 | 8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | |||
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九 |
右玉の例
概要
右玉戦法は将棋の戦法のひとつで、居飛車でありながら玉将も右に置く戦法。英語名称はRight King。
相手が居飛車で組んできた場合、玉を左に囲うと相手の攻撃を正面から受けることになる。しかし玉が右にあれば相手の攻撃から遠く、攻撃の効果を小さくすることができる。
左翼に囲いを構築した場合、玉も左翼に移すと考えて相手もそこに攻撃を行うことも多いため、その読みを崩す手は有効と言える。一見「玉飛接近すべからず」という格言に反するようであるが、右玉は打ち込みの隙がなく、攻めることもできてバランスがよい。例えば相手が左翼から攻めてきた時に4五歩、2四歩と飛車角桂で相手の玉頭へカウンター攻撃を狙う。場合によっては左翼からの攻撃に対して飛車を振って備えることもできる。
一方、右玉への対策の例として、陽動振り飛車や地下鉄飛車があり、阿久津主税は菊水矢倉から銀冠に組み換えるのが有力であると述べている。