将棋研究 > 将棋の囲い一覧 > 多伝囲い(金多伝、銀多伝)
多伝囲い
解説
多伝囲いは将棋の囲いの一つで、主に二枚落ち・四枚落ちで現れる囲い。
金多伝(上図)、銀多伝(下図)の2つの使い方がある。それぞれの特徴として、金多伝は横からの攻めに強く守備力に長けている。銀多伝は二枚落ち下手限定の戦法として知名度は高い。
長所
- 共通のメリットは四筋の位を取っていること。
- 位のメリットを活かしやすい中飛車と相性が良い。
短所
- 共通のデメリットとして位を取る手間の分、完成に時間がかかる。
- 中央が厚い分端が薄く端攻めに弱い。