右玉
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右玉の例
目次
右玉の概要
右玉戦法とは、居飛車のまま玉将を盤面右側に囲う将棋の戦型であり、英語では Right King と呼ばれる。通常の居飛車が飛車と反対側(左側)に玉を囲うのに対し、右玉はあえて飛車側に玉を配置する点に特徴がある。これは居飛車同士の戦いで主な攻撃方向となりやすい左翼から玉を遠ざけ、相手の攻めの効果を弱めるという構想に基づく。
右玉は囲いと戦型の両面を併せ持ち、角換わりや相居飛車戦など複数の居飛車系戦型に組み込まれて用いられる。
長所
- 玉が相手の主攻方向から遠くなるため、左翼からの攻撃の威力を実際に弱める効果がある。
- 定跡型の囲いに比べて相手の研究が及びにくく、不意を突いた展開になりやすい。
- 玉の周囲に広く駒を配置できるため、囲いの耐久力を実戦的に確保しやすい。
- 左翼から攻められた際に飛車・角・桂を用いた反撃筋を作りやすい。
- 玉の位置が中央寄りになることで、終盤に玉の逃げ道が広くなり粘りやすい。
短所
- 囲いが横方向の攻めに対して薄くなりやすく、側面からの攻撃に弱点を抱えやすい。
- 玉を右側に移動させるための駒組みに手数がかかり、序盤に隙が生じやすい。
- 美濃囲いや穴熊などの専用囲いに比べると守備の明確な定跡形が少ない。
- 攻めの主導権を握れないと受け一方になりやすく、指しこなしには経験が必要になる。
- 陽動振り飛車や地下鉄飛車など、右玉を狙い撃ちにした対策戦法が存在する。
