ひねり飛車
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▲3六飛まで
概要
ひねり飛車は将棋の戦法のひとつで、縦歩取りとも呼ばれる。英名はTwisting Rook。
相掛かり戦法の出だしから飛車を左翼に転換して戦う戦法で、相掛かりと同じく積極的に戦い、出だしは飛車先の歩を突いていき、その歩を交換していきます。違いは飛車先の歩を交換した直後に飛車を左翼に転換することです。ひねり飛車戦法も相掛かりと同じく攻めが好きな方におすすめの戦法です。
「縦歩取り」というのは、その名の通り、縦から歩を狙う戦法。つまり先手なら(普通は先手にしかできないが)△3四歩を狙って、2六にいた飛車を3六へ寄る。この後この飛車を左翼へと転換する。△3四歩を狙った手が損になるような気がするが、△3四歩を守るには△3三金しか手段がない(△8四飛もあるが、飛車の働きが不自由になるので指されない)。つまり、相手の左金を三段目に釣り上げて悪形にするのが▲3六飛の狙いである。後手は悪形にされて固い囲いができなくなる。あとは左翼から攻め込んで勝負がつく。