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ヨーロッパ将棋選手権 (ESC)・ワールドオープン将棋選手権(WOSC)2022

 ヨーロッパ将棋選手権 (ESC)・ワールドオープン将棋選手権(WOSC)2022がドイツ・ルートヴィヒスハーフェンで開催されました。 7月28日から31日の4日間、ヨーロッパ将棋協会連盟(FESA)主催のESC/WOSCがドイツ南西部で開催され、約15カ国から90人ほどが参加しました。新型コロナ大流行やウクライナ戦争など様々な困難がある中、ヨーロッパ各国だけでなく、日本・マレーシア・アメリカなど遠方からも将棋愛好家が集まりました。さらに特別ゲストとして、高田尚平七段、北尾まどか女流二段、カロリーナ・ステチェンスカ女流初段のプロ棋士3名を迎えることができました。

 パンデミックによる長い中断の後、久しぶりに"リアル"トーナメントに参加した選手も多かったでしょう。またこうして顔を合わせる楽しさを皆実感できたと思います。広々とした対局ホールは最高のプレー環境を提供し、休憩スペースでは、感想戦をしたり、プロ棋士の指導対局を受けたり、リラックスして自由に交流することもできました。 ヨーロッパ選手権は、ヨーロッパのトップ32名による5回戦の勝ち抜き戦です。優勝は(敬称略)ウラジスラウ・ザクシェウスキー(ベラルーシ)、2位はジャン・フォルタン(フランス)、3位はアントン・スタリケビッチ(ベラルーシ)でした。

 ワールドオープン選手権は、上記ヨーロッパ選手権を含む参加者全員が全9回戦を戦います。優勝は西本慶輔(日本)、2位はウラジスラウ・ザクシェウスキー(ベラルーシ)、3位はジャン・フォルタン(フランス)でした。また、最優秀女性選手賞を ナターシャ・リーガン(イギリス)が受賞しました。

 たとえ世界的に緊張が高まっていても、将棋の力によって、いろいろな国の人々が集まり、平和と国際理解を促進できることを、今年のESC/WOSCが改めて示したといえるでしょう。日本の伝統文化や、マンガ・アニメなどの現代的なジャンルと同様に、日本から世界に届くソフトパワーに大きく貢献する可能性をSHOGIは持っているのです。

今年も日本将棋連盟から多大なご支援をいただきました。参加者・協力者の皆様に感謝いたします。

来年はフランスのストラスブールで開催される予定です。またお会いしましょう!

フランク・レーヴェカンプ ヨーロッパ将棋協会連盟(FESA)

対局ホール
対局の模様

写真Group
選手・関係者・棋士集合写真

指導
北尾女流二段 カロリーナ女流初段による指導対局

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