カニ囲い
解説
カニ囲いは将棋の囲いの一つ。居飛車で用いるほか、駒落ち将棋のうち特に二枚落ちの二歩突っ切り定跡で用いられる囲いである。通常は▲7八金・▲6八銀・▲5八金・▲6九玉の形。カニに似ているためにこの名称がついた。
長所
- 簡単に組める割に意外と堅いことから、居飛車の急戦と併用され角交換をしない居飛車の棒銀でカニ囲いに組むのも定跡となっている。
- 後手で矢倉囲いを組むときには一旦この形に組んでから組むのが定跡になっている。
短所
- 横からの攻撃に弱く、特に飛車の打ち込みに弱い。
カニ囲いは将棋の囲いの一つ。居飛車で用いるほか、駒落ち将棋のうち特に二枚落ちの二歩突っ切り定跡で用いられる囲いである。通常は▲7八金・▲6八銀・▲5八金・▲6九玉の形。カニに似ているためにこの名称がついた。